こんにちは。Kizukiの就活アドバイザー ヒラノマリコです。
最近、エントリーシート対策セミナーや自己PR添削セミナーなどを開催することが多く、
その際に、必ず聞かれる質問の1つとして、「エピソードって、高校時代や中学時代でもいいですか?」というもの。
私の結論=「大学時代のエピソードを優先的に書いて欲しい」
今日は、このあたりについて、理由も含め、触れていきたいと思います。
先ほど、「できれば、大学時代のエピソードを」というお話をしましたが、その理由を2つお伝えします。
理由その1「大学の3年間は大きく変化する時期だから」
今、就活をしている、もしくは、しようとしているあなたは、大学3年生で、20歳、21歳くらいの方が多いですよね?
大学1年から現在までを振り返ってみてください。
これまでの生活とは違う点が、いくつもあったのではないでしょうか?
例えば
・決められた授業ではなく、自分で選択した授業に参加
・実家を出て、一人暮らしを始めた
・初めてのアルバイトを通じて、「自分で働き、お金を得る」経験をした
など、さまざまな経験をしているはずなんです。
今までよりも、選択肢が増え、行動範囲が広がり、関わる人も変わる。
そんな大きな変化のある時期だと言えるのではないでしょうか?
理由その2「企業が採用しようとしているのは、今のあなただから」
企業は、「今のあなた」を見て、これから会社や仕事でどんな風に活躍してくれそうか、想像をします。
「今のあなた=大学で上にあげた変化の時期を過ごしているあなた」です。
今、目の前にいるあなたが、どんな特徴を持っている人で、どんな考え方をもっているのか。それを知りたいと思っています。
ですので、自己PRでの最初のエピソードは、是非、”直近(大学時代)のエピソードで、あなたの良さを伝えることをおススメします!!
私の就活セミナーに参加してくれる学生の中には、「大学時代、大したことをしていなくて、だから高校時代の話を」という学生もいます。
実は、コレとってももったいないんです。
詳しく話を聞いていくと、自分が大学生活においてやってきたことにしっかり目を向けていないだけ。自分の良さに気づいていないだけ。というケースが多々あります。
自分ではあたり前だと思っていることが、「それって、すごいコトだよ!」「●●さんらしさが伝わる経験だね」ということがよくあります。
Kizukiの就活セミナーでは、そんなあなたの「良さ」や「魅力」を発見するセミナーも開催していますので、ぜひ活用してみてくださいね!!
企業(採用)目線でも考えてみよう!
逆にあなたが、面接官ならどうでしょう?
「自己PR」を聞いて、その強みを証明する出来事が、
高校時代、中学時代に、部活で県大会に向けて頑張ったエピソードや、
受検に向けて頑張ったエピソードだった場合、どんなことを最初に思うでしょうか?
私なら、こんなことを思います。
「それで、今のあなたは、どうですか?」
「今のあなたも、その特徴、活かされていますか?」と。
過去に頑張ったことはもちろん、評価します。
ただ、大事なのは、「今」
「今」を知ったうえで、追加でこんな質問をされた時には、高校時代の話をするのもOKでしょう!!
例えば
「そんな風にあなたが頑張れるようになったきっかけは何かあるんですか?」とか
「他にも、あなたのその特徴が活かされた経験がありますか?」など。
こんな時には、「少し遡ってしまうんですが」とか「大学時代の話ではないのですが」という前置きをしながら、話を進めてみてくださいね!!
まとめ
「自己PRのエピソード」は、まずは「大学時代の話」を!!
その後、追加の質問などをされた場合は、「高校時代の話」などをするのもOKです!!
少しでも、皆さんの就活のお役立ちになれたら嬉しいです!!
私のコラムでは、皆さんからのご質問にお応えしていきますので、
リクエストなどあれば、ぜひKizukiの公式LINEで、お気軽にメッセージをくださいね。
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この記事を書いた人
平野 真理子
- 国家資格キャリアコンサルタント/就活アドバイザー
- JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
- 高等学校教諭一種免許状(国語)
就活というと、身構えてしまいがちですが、実は、大事なポイントさえしっかり掴んでしまえば、「企業と恋愛をするような」ワクワクする気持ちが持てる素敵な機会なんです♪ 「就活をプラスに!」をモットーに、楽しくサポートをしていきますよ♪