こんにちは。Kizuki 就活アドバイザーのヒラノマリコです!
最近、就活セミナーをしていると、毎回と言っていいほど、聞かれる質問があります。
今日はその就活生のお悩みにお応えしていこうと思います!!
結論:あなたの趣味をそのまま書けば大丈夫!!
先に、私の結論をお伝えします。
趣味の欄は、深く考えすぎず、あなたの「はまっていること」「好きなこと」をそのまま書けばいいですよ!!
ただ、避けて欲しいのは、「ギャンブル」性の高いものなど。特に、カタイ風土がある企業は避けた方が無難でしょう。
なぜ、「趣味をありのまま書いてOKなのか」「深く考えてなくていいのか」、
企業がエントリーシートで、趣味の欄を設けている2つの理由からお伝えしていきます!
その1:選考(面接)で、学生の緊張をほぐすため
企業が、ESに趣味を書かせる理由の1つが、「面接で、就活生の緊張をほぐすため」です。
面接では、できるだけ、学生のホンネが知りたい!普段に近い姿を見たい!と、企業は思っています。
ガチガチに就活生が緊張していると、「素」を見ることができないため、この「趣味」に関するトークをすることで、
学生の緊張をとほぐしていくということをします。
例えばですが、Kizukiのスタッフの中には、
●地元のお祭りが大好きで、年中「お祭り」のことを考えているFくん
●体を鍛えることが好きで、夜中でもジムに行って、筋トレしちゃったり、健康食に詳しいIくん
がいます。
彼ら二人は、普段はどちらかと言うと、口数が多い方ではないのですが、
「お祭り」「筋トレ」の話をふると、とても嬉しそうに、次々と言葉が出てくるんです。
それに伴って、笑顔が出たり、仕事の時とは違う普段の姿がちょっとだけイメージできたりします。
皆さんも、こんな経験ありませんか?
「自分のすきなこと」「没頭していること」「得意なこと」に関しては、
自信を持って話すことができたり、ついつい盛り上がってしまったり。
就活生が安心して、気楽に話せる話題に触れることで、相手の緊張をほぐし、本題の面接でも、できるだけ素に違い状態で臨んでもらえるように。
そんな目的があるんです。
私が採用コンサルをしていた頃関わっていた多くの企業さんが、この1つ目の理由で「趣味」を書かせていましたよ。
その2:選考の深堀質問の1つのテーマとして活用
企業が、ESに趣味を書かせる理由の2つ目が、「面接での質問に活用する」ということです。
面接では、「自己PR」や「学生時代頑張ったこと」を通じて、「私にはこんな特徴がある」「こんな力が身に着いた」など企業に伝えるかと思います。
その「特徴」「力」が本当かどうかを確かめるために、深堀質問などをしていくわけです。
質問の仕方には、①縦の質問 ②横の質問 という2種類あります。
①縦の質問は、”あなたが話したその内容に関して、それで?次は?どうなった?と深く深く聞いていくというものです。
そして、②の横の質問は、”他にはどうですか?”と話題自体を変えて、「特徴」や「力」を確かめるというものです。
では、趣味の欄は、どちらで活用されやすいのか、ずばり②です。
例えば、あなたが、サークルやバイトの話で、自分の強みを伝えています。
でも、それが、本当に「あなたにありそうなのか?」伝わってこない場合やもう少し確認したい場合に
「例えば、趣味の●●でも、その特徴って、活かされていたりしますか?」など。話をふられることがあります。
趣味の欄には、「聞かれて困ること」、つまり背伸びをした答えを書かないことをおススメします。
あなたが、「コレなら、楽しく答えられそうだなと思うこと」を書いてみてくださいね。
まとめ
趣味の欄は、あなたが得意なこと、好きなことをありのままに書けばOK!
基本的には、「趣味が何だから」という理由で、合否がつくことはないです。
「趣味」の話題を通じて、あなたの緊張を溶かしたり、面接での質問の1つのテーマとして触れられることが多い!
それを理解した上で、
良く見せようと背伸びをしないで、書いてみてくださいね。
◆私、平野のコラムは、就活生の皆さんが今、知りたいことをできるだけお届けしたいと思っています。
「こんなテーマを取り上げて欲しい」というリクエストがございましたら、お気軽にKizukiの公式LINEよりお問合せください!!
この記事を書いた人
平野 真理子
- 国家資格キャリアコンサルタント/就活アドバイザー
- JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
- 高等学校教諭一種免許状(国語)
就活というと、身構えてしまいがちですが、実は、大事なポイントさえしっかり掴んでしまえば、「企業と恋愛をするような」ワクワクする気持ちが持てる素敵な機会なんです♪ 「就活をプラスに!」をモットーに、楽しくサポートをしていきますよ♪