コラム

2020.9.16
選考対策

漠然としちゃう履歴書の話

こんにちは。Kizuki運営メンバー 就活アドバイザーのヒラノマリコです。

今日は、学生さんの「履歴書(ES)が、漠然とした言葉ばかりになってしまって、自分らしさが伝えられない」という悩みにアドバイスをします♪

私はこれまで、何千人という学生の履歴書を見てきましたが、
この「漠然とした言葉」「抽象的な言葉」の集まりに、自己PRなどがなってしまっているケースが多々あるんです。

これでは、人事に、本当の皆さんを理解してもらうことはできませんよね・・・

じゃあ、何が必要なのか?

結論を言うと、「具体性」です

でも、「具体性」っていっても何?という方のために、今日は私と娘(5歳)の話をしますね。

ここ数か月、お手紙を書くのが大好きな娘。
毎日のように、「ママ、だいすきだよ。いつもありがとう」というお手紙を書いてくれていました。

ところが、ある日、娘の書く手紙が変わった瞬間がありました。

その時の手紙がコチラ↓

「ままへ  いつもありがとう。だいすき。
おえかきとれーさー(お絵描きトレーサー)、てつだってくれて、ありがと」

この後半のように、ある日から、「夕飯の照り焼きチキン、やわらかくておいしかったよ」とか、「一緒にティッシュの箱で、工作してくれてありがとう」とか、具体的な事柄が1つ入るようになったんです!!

※ちなみに、お絵描きトレーサーというのは、この手紙に描いてあるすみっコぐらしの絵を、写し絵のような形でなぞりながら描くおもちゃのことです。

もちろん、今までも嬉しかったのですが、この「具体的な事柄」が入るようになって、
”本当にそう思ってくれてるんだ” ”ここに喜びを感じてくれたんだ”と、嬉しさが倍増になりました☆

この「具体性」が、相手(企業)の気持ちを掴む上でとても大事なんです

あなたがとった行動を、文字数を気にせずに、具体的に書いたら、どんなキーワードが出てきそうですか?

5W1Hという言葉のように、【いつ、どこで、何を、だれと、なぜ】や【どのように】を意識して、まずは事細かにエピソードを書いてみる。

文字数を意識するのはそれから!!
【長く書いたものを削る】をして、書いてみてくださいね♪

この記事を書いた人

平野 真理子

  • 国家資格キャリアコンサルタント/就活アドバイザー
  • JCDA認定CDA(キャリア・デベロップメント・アドバイザー)
  • 高等学校教諭一種免許状(国語)

就活というと、身構えてしまいがちですが、実は、大事なポイントさえしっかり掴んでしまえば、「企業と恋愛をするような」ワクワクする気持ちが持てる素敵な機会なんです♪ 「就活をプラスに!」をモットーに、楽しくサポートをしていきますよ♪

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