こんにちは!KizukiプロジェクトのTwitter担当のおりです。
皆さんの企業の希望条件として何がありますか?
給料?成長?人?色々あると思いますが、「安定」を求める方も多いのではないでしょうか?
しかし、最近では大企業のあのトヨタでさえ「終身雇用は難しい。」と発言し、大企業でも安定して定年まで働ける保証がなくなりつつありますよね…。
それでは、一体何を基準に安定企業(倒産しない企業)を見極めれば良いのでしょうか?
今回では、長く働くことができる安定企業=成長し続ける企業としてその条件について解説をしていきます!
安定企業の条件
そもそもなぜ「長く働けことができる安定企業=業績が成長し続ける企業」なのか?
単純ですがそれは、「倒産しないから。」が理由となります!
業績が成長しない企業というのは、その年の景気に振り回されることが多いです。
そのため、コロナ禍のように大きな経済の混乱が発生するとやむを得ずリストラや倒産しなければならないことも多々あります。
一方、成長し続ける企業は、多少の景気に変動されないため、不況の中でも生存が可能です!ゆえに、長く働くことができる企業=業績が成長し続ける企業=安定企業となるのです。
それでは、成長し続けられる企業の条件は何なのでしょうか?
その条件の中に以下の6つの要素があります。
- 非価格競争に勝つ商品がある
- ブルーオーシャン戦略
- 感動経営
- 大家族企業
- 一気貫通性
- 人材重視
漢字やカタカナがいっぱいで難しそう…と思ったあなた!安心してください!
一見すると目がチカチカするかもしれませんが、実際の内容はシンプルです!
それでは行ってみましょう!安定する企業の条件とは….
1.非価格競争に勝つ商品があること
これはもう少し詳しく説明すると「自社商品に(価格以外が長所の)ブランドがあること」となります。
突然ですが、あなたが商品をリピートして購入する場合、何を重要視していますか?「価格!!」という方も多いとは思いますが、「リピート商品」なら「(価格に対して)商品の質が良いから、気に入ったから」ではないでしょうか?
もちろん、商品を購入・販売する際に価格もとっても重要な要素です!しかし!価格しか武器がないと、価格競争が勃発した際、競争どころか自社が破産してしまします….。一方、価格以外に武器がある商品は、価格を下げなくても消費者が購入してくれるので、競合他社の有無にかかわらず、利益を上げることができるのです!
ただ、ブランドと言っても、アクセサリーや宝石などの高級品でなくて良いのです。具体的な例をあげると、明治のココアやロッテのコアラのマーチなど。製品の認知度が高い商品は非価格競争に強いと言えます。ぜひそのような自社ブランドもあるか説明会の前にチェックしておきましょう!
2.ブルーオーシャン戦略
ブルーオーシャンとは、未だ開拓されておらず、ライバル企業の少ない市場や業界(競合性の低い市場や業界)のことを指します。(ビジネスの空間を海(オーシャン)に例え、穏やかなイメージ(=ブルー)から名付けられました)
一方、ライバル(競合他社)が多く、競争が激しい既知の市場を「レッドオーシャン」と言います。
この状態を例えるならば、個人的にはパン食い競争に似ていると思っています。
パン食い競争は数のある景品のパン(顧客や利益)めがけて競争者(企業)が必死にパンにくらいつきますよね。足が速い、ライバルが少ない方面を狙う人ほど、たくさんのパンを選ぶ権利がありますが(ブルーオーシャン状態)、足が遅かったり、ライバルが沢山いる方面に向かう人ほどパンは少なく競争も苛烈になります。(レッドオーシャン状態)
競争が激しいほど「燃える!」というスタイルの人もいるとは思いますが、簡単にパン(顧客・利益)を得るならやはり足の速い状態になりたいと思う人も多いはず。企業も同じです。安定して利益を得たいと思うのであれば、いち速く未開拓の事業にも挑戦している企業ほど、後々に大きな利益を取ることができるのです!
3.感動経営
3つ目は、企業のMVV(ビジョン・ミッション、バリュー)に共感する経営になっているかということです。よく出てくる、企業のビジョン・ミッション、バリューというのは
ミッション:「組織が果たすべき使命」「社会に対してどう貢献するか」
ビジョン:「実現を目指す」「理想とする姿の追求」
バリュー:「組織が共通して持つ価値観」
参照:ミッションとは? ミッション・ビジョン・バリューの意味の違いや具体例、優れたミッションの3つの条件、ステートメントの作成方法について
この3つのことを指します。ただ、単語だけだと分らないと思うのでイメージとしては
ミッション:社会に対して何がしたいか
ビジョン:企業の目標、ありたい姿
バリュー:企業の考え方
みたいな感じでOKです!
このMVVは、自分がその企業に合うか適性を見極める上でももちろん大切です!しかし、経営状況を見る上でもとても大切なのです!
例えば、あなたが部活に入っているとして全体としての目標が曖昧だったり、部活の人の考え方がバラバラだったりしたら、例え1人1人あたりのスキルが高くても、部活全体の成績は全く上がらず、楽しくはないですよね?
企業も同じです!企業の理念に従業員が共感できなければ、いざという時にバラバラになってしまいます!そのため、いかに自分がその企業の理念に感動できるか、共感できるかが重要となります。
4.大家族企業
4つ目は大家族企業であるかということになります。
「大家族=親と多くの子供がいる家族」にちなんで、企業も「多くの業種にわたって、多くの子会社や関連会社があるか(コングロマリットであるか)」を例えたものになります。
この形態が有利な理由としてはズバリ「リスク回避ができるから」。
様々な事業をしていれば、一つの事業が赤字になったとしても、他の事業が黒字になれば全体としてのダメージは少なくなります。
また、さらには多くの業種を扱っているため、異業種間の強み(知識やノウハウ)を活かした経営が可能になるのです。
5.一気通貫制
5つ目は一気通貫制であるかということです。
一気通貫制とは企画から販売までその企業が最初から最後まで事業に携わる体制(=製販一体)のことを言います。
え?普通じゃないの?と思った貴方!いやいやそうではないところも多いんです!
一気通貫制ではない身近な例を出すと、「食品」が例えられます。食品は、通常メーカーが直接販売しているのではなくメーカー⇒卸売業⇒小売業のように様々な事業者を経由して消費者の手に届くことが多いです。
逆に一気通貫制の企業は企画から販売まで自社で行うため、コストも抑えられスピーディーに対応することが可能です。さらに、最初から最後まで携わるため手厚いサービスも行うこともできるのです。
ただ、逆に言えば、一気通貫制は多くの案件の対応が分業に比べて難しい面もあります。一方、最初から最後まで関わるため「顧客満足度を高めるための取り組みができる」と捉えることもできます。「絶対に一気通貫制でなければ利益が向上しない!」訳ではありませんが、この制度も企業が取り入れているか事業形態も確認することがおすすめです!
6.人材重視
6つ目は人材を重要視しているかになります。企業は当たり前ですが、会社にいる人によって事業を運営しています。その人材が良ければ、事業や計画もスムーズにうまくいくことが多いです。
そのため、早くから企業説明会を実施する、大手の人材エージェントに登録するなど新卒採用に力を入れていたり、研修制度が豊富な企業は、自身のスキルを成長させてくれるだけでなく、業績的にも安定するといえるでしょう。
まとめ
以上から安定して働ける企業=成長し続ける企業の特徴として
- 非価格競争に勝つ商品がある(自社ブランドがある)
- ブルーオーシャン戦略(新市場に参入している)
- 感動経営(MVVに感動する経営)
- 大家族企業(コングロマリットをしている)
- 一気貫通性(製販一体)
- 人材重視(新卒採用、研修制度の積極性)
があります!
皆さんも企業を見極めるために以上の観点から企業を見てみてくださいね!
おわりに
いかがだったでしょうか?
「安定企業」って詳しく説明しようとすると意外とたくさんの項目があげられましたよね!ただ、この項目がないからといって「絶対に倒産する、安定しない企業」ということでは全くありません!「安定しやすい企業の項目の一つ」として参考程度に見ていただければ幸いです!
最後になりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
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